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新潟県上越市本町4-1-6 TEL(025)526-4887  朝10時~夕6時 水曜休 ★桜と蓮の高田城下町で創業百年余り★北陸新幹線・上越妙高駅より
★遊心堂は高田本町商店街の八十二銀行向い、人気店「軍ちゃん」「TAKITA美容室」のあいだです。上越大和デパート4階で35年間ご愛顧され移転したお店です。クレジットカードをご利用いただけます。お気軽にお立ち寄りください。★有限会社遊心堂は東京美術倶楽部・京都美術倶楽部・新潟県美術商組合の組合員です。|Artsalon Yushindo Homepage|

最新情報コーナー

【加藤正作】新潟県上越市旧高田市の骨董商

加藤正作(しょうさく) 美術家メモもくじ     遊心堂お店案内
明治16-昭和33  高田の骨董商 遊心堂加藤良作の父 
加藤正作
以下、平成25年:創業百周年記念「遊心堂加藤良作ゆかりの品」ミニ展示の文に加筆

加藤正作の骨董店

加藤正作(しょうさく)は遊心堂加藤良作(りょうさく)の父。
加藤正作は、明治に高田の本町(ほんちょう)生まれ育った。
正作の祖父は高田藩の役人だった。しかし、父は明治時代のなか苦労し、商売を何度か変え最後は陶器店をした。

正作はこれを継いで、本町2丁目の福井商店(魚店)の場所に住んで陶器店をしていた。
大正2年(1913)、骨董商をするために必要な古物商鑑札を得た。30歳のときであった。 

良作の話によると、正作は大正8年(1919)に骨董店を始めたという。
当時、高田で一番の「長沢旅館」があった(上越市の旧高田市本町3丁目)。そこの一室を借りて店を出した(長沢旅館はのちに富永医院となった場所)。
良作はこのとき「6歳(数え)だった」と言っている。


正作が店をはじめた長沢旅館跡地付近
上越市本町3丁目
その後店は、
本町4丁目東側の杉田味噌店の並びで旧清水そば屋の南隣り、
本町2丁目西側の旧鈴木紙店の北隣りと転々とし、さらに南側に移り最後は、
本町2丁目西側の旧鈴木紙店と森平(もりへい、化粧品店)の間に移っておちついた。
加藤正作の藍染め風呂敷 
家紋「のぼり藤」が入る
風呂敷の裏
「高田市 加藤骨董店 本町二」とある
屋号は、遺品から「加藤骨董店」と称した時代もあるのがわかるが、最後は「正美堂(しょうびどう)」となった。
正作が主にあつかったのは茶道具で、お茶の先生方がよく来たという。

江戸千家茶人・青木俊雪氏(渋柿浜の専念寺住職)は、正美堂に行くと「茶道具についてよく教わった」とおっしゃていた。

正作の正美堂跡地付近
上越市本町2丁目
加藤正作が葉書や封筒に押した住所印
「高田市本町二丁目 書画骨董 正美堂 加藤正作」とある
良作が正美堂に「よく来た」という著名人は、詩人堀口大学。
それと、高田の陶芸家・齋藤三郎。親友の版画家棟方志功(むなかた・しこう)を連れてきたことがある。
正作は晩年、体調を崩し寝込むようになった。良作は家を出て別に住んでいたが、正美堂(家でもあった)を売って、西城町に家(遊心堂西城本店)を買って移り、そこで正作の面倒を見た。正美堂は消滅したが、遊心堂と名を変えてその精神は受け継がれることになった。
正作は昭和33年に没した。

加藤正作の家系

加藤正作の家系は、江戸時代にさかのぼると高田藩領の頚城郡稲谷村(いなたにむら※)の加藤多助(たすけ)家である。加藤多助は大肝煎(おおぎもり、村役人)で、代々多助を襲名した。
※稲谷村は明治時代の合併で中頸城郡高士村の一部となり、のち高田市に編入された。現在は上越市稲谷。付近には岩の原ワインの北方がある。隣は上越市清里区。

幕末の加藤多助の弟に加藤良助(りょうすけ)がおり、次男坊のため家を出て高田藩の触元(ふれもと)役所の長をした。この良助が正作の祖父にあたる。多助も、良助も高田藩の役人であり、正作はその血を継いでいるのだった。

良助の娘婿である加藤太十八(たそはち)は明治時代を迎えて苦労し、商売を何度か変え最後は陶器店(せともの屋)となった。

加藤正作は、太十八の七男であった。七男とはいえ、兄たちは亡くなったり養子に出たりで、結局加藤家に残されたのは六男加藤芳造と七男正作だけであった。芳造が兄のため本家ということになるが上京して高田を去ってしまった。加藤正作は家業の陶器店を継いで高田に残ったが、弟であるため分家という妙なことになった。

正作が骨董商に転業して上をめざしたのには、高田藩の役人の家柄というプライドが背景にあったかもしれない。

また、正作の兄には、三男加藤安治と四男加藤信治(のぶじ)がいた。二人は養子に出て、丸山安治内山信治となった。丸山安治は「丸山商会」を設立し、当時輸入していた消火器を高田で製造することに成功したという。丸山安治は東京に移り、丸山商会はその後「(株)丸山製作所」という会社になった。兄を助けた内山信治が丸山製作所を継いで発展し今日も続く。
なお、安治は高田一の呉服商「丸庄」の娘婿となった。丸山分家。


終り  有限会社遊心堂 加藤裕明(良作孫養子)
<遊心堂HP>2017年1月修正更新

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お店アクセス

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販売商品

遊心堂のおもな販売商品

遊心堂は元々は古物商(こぶつしょう)として創業しました。
現在の”アートサロン遊心堂”の前身は、35年間ご愛顧いただいた遊心堂ダイワ店(上越大和4階)です。
ダイワ店が昭和50年開店した時から、古物と新品の両方を扱って参りました。

@新品のおもな商品は次のとおりです。
◆茶道(さどう)の携帯品、消耗品
◆日常の器・・・湯のみ、急須、カップ、飯椀、箸など  
◆お茶・・・煎茶(緑茶)、抹茶のほかお菓子も少々
◆鳩居堂(きゅうきょどう)の製品 お香、封筒など 
◆干支や節句の置物 
◆額・・・色紙額、短冊額ほか

@古物(こぶつ)は美術品類を主として扱っております。古物とは、「骨董」の言葉が代表的で、古美術・古道具・中古品・新古品などとも呼ばれるものです。おもな商品は次のとおりです。
◆昔の器(伊万里などの食器など)  
◆花器(花瓶、篭花入など)
◆古布(こふ/着物、帯、はぎれなど)
◆書画(色紙、短冊、額、掛軸など)
◆人形置物(フランス人形、木目込人形、土人形など)
◆茶道具(お茶会でお使いになれる道具など) 
◆鑑賞美術(陶器、漆器など)

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お店とHPの名称

”アートサロン遊心堂”と当ホームページの名称について

”アートサロン”は”美術品について会話する集いの場”のような意味です。美術店であることをわかりやすく発信するということで平成22年に開店したお店の名称を「アートサロン遊心堂」と決めました。
このホームページの名称は「アートサロン遊心堂ホームページ」です。弊社の社名は有限会社遊心堂ですが、主店舗「アートサロン遊心堂」の名称を採用してホームページの名称としております。(サイト責任者 加藤裕明)

おかげさまで

おかげさまで創業100年を経過しました


遊心堂は”美術店”、昔風に言えば”骨董屋”です。
大正2年に創業して以来2013年で百年、高田城下町(新潟県上越市の旧高田市内)を拠点として営業して参りました。
大和上越店では、遊心堂ダイワ店が35年間ご愛顧いただきました。現在は高田本町商店街の「アートサロン遊心堂」を主店舗としております。
店外催事も多く、東京美術倶楽部の「東美アートフェア」「大古美術展」「東京アンティークフェア」「東美正札会」、新潟県内の新潟伊勢丹、朱鷺メッセ、鍋茶屋、岩室温泉、メディアシップなどを会場とした催しに出店して参りました。
現在、有限会社遊心堂は、東京美術倶楽部・京都美術倶楽部・新潟県美術商組合の美術商組合員です。
今後とも遊心堂をよろしくお願いいたします。



展示会の会期

展示会の会期は注意してご覧ください

展示案内サイト及び当ホームページでは展示会のご案内をしておりますが、会期は注意してよくご覧いただくようお願いいたします。年月、開始日、終了日などをよくご確認ください。お客様の見損じや思いこみによる間違ったご来店が無いことを願っております。
検索が偶然にヒットした場合は、古い記事であることがありますので、よく確認してください。
「郷土上越ゆかりの美術家」を紹介しておりますページでは、平成25年の「遊心堂加藤良作ゆかりの品ミニ展示」での展示品を掲載しております。この展示はすでに終了しておりますのでご注意ください。