美術店.ギャラリー|アートサロン遊心堂ホームページ|古美術品骨董買取り.陶芸工芸絵画作家展.茶道具.ギフトプレゼントお茶洋酒の器.鳩居堂お香便箋.抹茶.新潟県上越市ゆうしんどう|
新潟県上越市本町4-1-6 TEL(025)526-4887  朝10時~夕6時 水曜休 ★桜と蓮の高田城下町で創業百年余り★北陸新幹線・上越妙高駅より
★遊心堂は高田本町商店街の八十二銀行向い、人気店「軍ちゃん」「TAKITA美容室」のあいだです。上越大和デパート4階で35年間ご愛顧され移転したお店です。クレジットカードをご利用いただけます。お気軽にお立ち寄りください。★有限会社遊心堂は東京美術倶楽部・京都美術倶楽部・新潟県美術商組合の組合員です。|Artsalon Yushindo Homepage|

【齋藤三郎】新潟県上越市旧高田市の陶芸家|遊心堂HP

齋藤三郎 美術家メモもくじ  遊心堂お店案内
号・陶齋(とうさい)、泥裏珠光(でいりじゅこう)
新潟県上越市旧高田市寺町の陶芸家。長岡市旧栃尾市出身。

昭和に活躍した高田の陶芸家。栃尾(現長岡市)生れ。
京都で近藤悠三、富本憲吉ら二人の人間国宝に学んだ。戦後に高田(当時は高田市)に定住した。寺町で兄の齋藤泰全さんが、久昌寺(きゅうしょうじ)住職をしていたので、昭和21年にたよってこられた。
昭和23年に窯を築いた。陶器も磁器もした。椿絵は最も得意とした図柄。色絵の磁器の皿や壷にすぐれた作品が多いようだ。白磁や灰釉(か
いゆう)など、絵のない作品も多い。

陶齋を号とし、齋藤陶齋ともいう。現在は子の齋藤尚明さんが陶齋を襲名しておられるので、三郎さんが初代齋藤陶齋、尚明さんが二代齋藤陶齋ということになる。昔から号よりも本名で「三郎さん」と親しみをこめて呼ぶ人が多いようだ。  
齋藤三郎 椿図大皿



 

★三郎さんの想い出 遊心堂会長加藤良作(大正3年生れ)






「三郎さんは兄の泰全さんが久昌寺の住職をしていたので、たよって高田にこられました。お寺のうらに窯を築きました。
終戦直後に来たばかりの頃は、売る場所もなかったので、高田別院のおたやで台を出して、湯呑や食器を並べて売っておられました。お茶(茶道)の茶碗は2つ3つはあったかな、という程度でした。

三郎さんははじめ、わたしの父親(正作=しょうさく)の店に来られました。本町で骨董屋をしていた時分で、古いいい物があるので、作家にとって勉強になったからです。そのときわたしは親の小僧をしていましたから、親が話し相手でした。
棟方志功(版画家)さんと親しく、親の店に連れて来たこともあります。志功さんはそのときはまだ売れる前でした。変わった、面白い格好をしていました。青木さん(大潟区のお寺さんでお茶人)は三郎さんと仲良くしていましたねえ。三郎さんは、いろんな方を連れて来られました。

三郎さん、私、疎開していた濱谷さん(写真家の濱谷浩=はまやひろし)。三郎さんが一番年上で、私、濱谷さんの順で、歳がひとつ違いで続いていたのでわたしらは「三兄弟」と言っていました(笑)。

三郎さんは話し相手のためになる面白い話をする人で、それはとても上手でした。余計な事を話すおしゃべりではありませんでした。酒呑みでしたが、呑んで騒ぐ人ではありませんでした。

大杉屋さん、池田さん、石黒さん、藤林さん、金城(かねしろ)さん、登戸さん・・・大勢と仲良くしていました。映画館の弁士をしていた人は名前をなんといったか、太っ腹で多く買ってました。
小栗さんはよく、うちと三郎さんの所と半日づつ遊んで行きました。木村和尚は買うわけでなく、話をしによく行ってました。わたしはおつきあいで湯呑をよく買いました。
三郎さんの所に買いに行く人が多く、個展はそう多くはしなかったようです。

高田市立図書館(榊神社の向かいにあった)で「上杉謙信公展」をしましたが、三郎さんが音頭を取って実現したのです。わたしや小栗さんも協力して、米沢からいろいろ借りてきました。(昭和43年のことで、図録のあいさつ文に、上杉謙信公会会長・齋藤三郎、とある)

高田の朝市(大町)が好きでした。そのついでにうち(西城の遊心堂本店)に寄ったりされました。タケノコ、ふきのとう、うど、赤トウガラシなど、季節の野菜を買い、それを写生しました。齋藤尚明さん、森本昇さんがワラでつるしたトウガラシを描いてますが、はじめ描いたのは三郎さんです。
三郎さんに遊心堂の包装紙を描いてもらったのは、上越大和(昭和50年開店)ができる前のことです。(下の写真)


晩年はなかなか売るのがたいへんになりました。それでわたしが五人展と親子展を企画してあげたんです。会場は今はもうない平安閣でした。そのときは結構売れたと記憶しています。」終



上越地方は永くやきもの不毛の地でした。明治大正ころ、五智や金谷山でやきものをした人はいますが、経営を続けるのは難しく、短期間で廃業しています。三郎さんはこの地に根付いた最初の陶芸家なのです。近藤悠三、富本憲吉ら二人の人間国宝に学んだ技術はすごく、このような人が高田のような田舎町に居たというのは奇跡です。上越のみならず新潟県内各地に偲ぶ人がいらっしゃいます。新潟県の伝説の陶芸家といえましょう。
2007年に樹下美術館が上越市頚城区に開館。齋藤三郎さんの業績を伝えています。http://www.juca.jp/

美術家メモもくじ  遊心堂お店案内
【齋藤三郎】新潟県上越市旧高田市の陶芸家|遊心堂HP

記事おわり******************************




※このHPはスマートフォン対応。
スマホ版はヘッダー下のバーをタップするとカテゴリが表示します。 
yushindo-art.com  有限会社遊心堂(サイト責任者 加藤裕明)






******************************************

お店アクセス

★アートサロン遊心堂は上越大和デパート4階で35年間ご愛顧された遊心堂ダイワ店が移転したお店です。高田本町商店街の八十二銀行向い、人気店「軍ちゃん」「TAKITA美容室」のあいだです。お気軽にお立ち寄りください。

★有限会社遊心堂は東京美術倶楽部・京都美術倶楽部・新潟県美術商組合の組合員です。

お店案内とAccessのページ 
詳しいことはこちら▶遊心堂お店案内


********************************************


販売商品

遊心堂のおもな販売商品

遊心堂は元々は古物商(こぶつしょう)として創業しました。
現在の”アートサロン遊心堂”の前身は、35年間ご愛顧いただいた遊心堂ダイワ店(上越大和4階)です。
ダイワ店が昭和50年開店した時から、古物と新品の両方を扱って参りました。

@新品のおもな商品は次のとおりです。
◆茶道(さどう)の携帯品、消耗品
◆日常の器・・・湯のみ、急須、カップ、飯椀、箸など  
◆お茶・・・煎茶(緑茶)、抹茶のほかお菓子も少々
◆鳩居堂(きゅうきょどう)の製品 お香、封筒など 
◆干支や節句の置物 
◆額・・・色紙額、短冊額ほか

@古物(こぶつ)は美術品類を主として扱っております。古物とは、「骨董」の言葉が代表的で、古美術・古道具・中古品・新古品などとも呼ばれるものです。おもな商品は次のとおりです。
◆昔の器(伊万里などの食器など)  
◆花器(花瓶、篭花入など)
◆古布(こふ/着物、帯、はぎれなど)
◆書画(色紙、短冊、額、掛軸など)
◆人形置物(フランス人形、木目込人形、土人形など)
◆茶道具(お茶会でお使いになれる道具など) 
◆鑑賞美術(陶器、漆器など)

**********************************

お店とHPの名称

”アートサロン遊心堂”と当ホームページの名称について

”アートサロン”は”美術品について会話する集いの場”のような意味です。美術店であることをわかりやすく発信するということで平成22年に開店したお店の名称を「アートサロン遊心堂」と決めました。
このホームページの名称は「アートサロン遊心堂ホームページ」です。弊社の社名は有限会社遊心堂ですが、主店舗「アートサロン遊心堂」の名称を採用してホームページの名称としております。(サイト責任者 加藤裕明)

おかげさまで

おかげさまで創業100年を経過しました


遊心堂は”美術店”、昔風に言えば”骨董屋”です。
大正2年に創業して以来2013年で百年、高田城下町(新潟県上越市の旧高田市内)を拠点として営業して参りました。
大和上越店では、遊心堂ダイワ店が35年間ご愛顧いただきました。現在は高田本町商店街の「アートサロン遊心堂」を主店舗としております。
店外催事も多く、東京美術倶楽部の「東美アートフェア」「大古美術展」「東京アンティークフェア」「東美正札会」、新潟県内の新潟伊勢丹、朱鷺メッセ、鍋茶屋、岩室温泉、メディアシップなどを会場とした催しに出店して参りました。
現在、有限会社遊心堂は、東京美術倶楽部・京都美術倶楽部・新潟県美術商組合の美術商組合員です。
今後とも遊心堂をよろしくお願いいたします。



展示会の会期

展示会の会期は注意してご覧ください

展示案内サイト及び当ホームページでは展示会のご案内をしておりますが、会期は注意してよくご覧いただくようお願いいたします。年月、開始日、終了日などをよくご確認ください。お客様の見損じや思いこみによる間違ったご来店が無いことを願っております。
検索が偶然にヒットした場合は、古い記事であることがありますので、よく確認してください。
「郷土上越ゆかりの美術家」を紹介しておりますページでは、平成25年の「遊心堂加藤良作ゆかりの品ミニ展示」での展示品を掲載しております。この展示はすでに終了しておりますのでご注意ください。