【青山二郎】新潟県上越市旧高田市の遊心堂ゆかりの美術評論家

明治34-昭和54 美術評論家

青山二郎は、東京の大地主の家に生まれ定職に就かず、骨董を買い、美術評論や本の装丁(そうてい)をして生き、「高等遊民」といわれる。
小林秀雄は盟友。白洲(しらす)正子は骨董の弟子だが、飲めない酒を飲むなど壮絶な付き合いをした。

遊心堂加藤良作にとってはよきお客で、「青山さんは家の財産で暮らしていた人だ」と語っていた。
現在活動する文筆家白洲信哉(しんや)は、白洲正子の孫であり小林秀雄の孫でもある。
白洲信哉は青山二郎の取材のため遊心堂西しろ店(本店)を訪れた。